Netflixで6月22日から配信された「離婚しようよ」を見た
あまり公言していなかったが、わたしはかれこれ10年以上、仲里依紗が好きだ。
仲里依紗の長くてギュン！と上がったまつげがかわいいと思って、まつ毛パーマをかけ、まつ育を始めたくらい影響されている。（仲里依紗が通っているサロンにも数回行ったことある）
しかし、ドラマも映画も全て見ているといった類のファンではないので、評論するつもりは全くない。だけれど、「離婚しようよ」の役である「黒澤ゆい」は本当にぴったりの役だと思った。
夫に、義母に、事務所のマネージャーや社長に、離婚を担当する弁護士にさえ「ぎゃおぎゃお」吠えている彼女が、自然体で本当にかわいいからだ。
ありのままの彼女に思えて、スキャンダルが起きそうなシーンはなぜかハラハラしたし、一生懸命選挙活動を応援する姿に胸が熱くなった。
「離婚しようよ」の全エピソードを見終えテンションが最高潮の今、長年したためた仲里依紗愛をただただダダ漏らしていこうと思う。
好きになったきっかけ
「 ヤンキー君とメガネちゃん 」というドラマが放映されている2010年だろうか。同僚に似ているよね、と言われたのがきっかけだった。これまで、芸能人に似ていると言われたことが無かったわたしは全く知らないその女優の名前を聞いて、驚いた。
と同時に嬉しくて、ガラケーでたくさん検索したのを覚えている。
自分のビジュを中の下だと認識しているわたしからすると、似てると言われる部分があまりわからなかった。強いていうならば、「大きめの前歯・特徴的な形の鼻を持ってる（形は似ていない）・頬に少し大きめのほくろがある」くらいだ。
色々検索する中で、彼女が書いていた「B型革命」というブログを見つける。清純派として大手芸能事務所のアミューズが売り出している若手の女優さんというイメージを持ちつつ、そのイメージと違った印象の内容が書かれていて、少々引っかかっていた。詳細はあまり覚えていないが、本当の自分を解放できていないという雰囲気を感じた。それを彼女は「B型だから」と表現していた気がする。
流行りのドラマや映画を見ないわたしにとっては、テレビや映画の仲里依紗よりも、ブログのカラフルなバナーと、動物好きなのと、なにか抑えている印象の方が強かった。
そんなこんなで似ていると言われたことがある全然似ていない仲里依紗を度々気にしていた。（「ゼブラーマン」でゼブラクイーンを演じた時は驚いたし、ちょっと心配になった。でも後日談として、とても楽しんだということを聞いて安心もした。あんたあの子なんなのさって感じですね。）
見て来た作品
ずっと追いかけて来たわけではないと言ったので、これまで見た作品を思い出してみる。
【映画】
- 時をかける少女（2010）
- モテキ（2011）
- 生きてるだけで、愛(2018)
- 純喫茶磯辺(2008)…どんな話か記憶がないけど見た気がする
【ドラマ】
- ホリデイラブ(2018)
- 東京独身男子(2019)
- 美食探偵 明智五郎(2020)
- エール（2020）
- 大奥(2023)
「つるかめ助産院」「恋する母たち」「今際の国のアリス」（エピソード３くらいで止まっている）あたりは今からきちんと追いかけたい。
2013年に伝説の「BIG LOVE」宣言をし、結婚出産しているので、その後の2〜3年はそれほど活動していないようだ。本格復帰したあとのドラマは意外とおさえられているみたいなので、ファンと名乗っても許されるだろう。
仲里依紗さんのプロフィール
Wikipediaに載っている以上のことはよく知らない。
これまで見たYou Tubeやネット記事などを記憶を辿って記載してみる。
1989年10月18日生まれの長崎県出身。賞品のテレビ欲しさにオーディションに応募したことがきっかけで、高校生のときに上京し活動を開始。
三姉妹の長女で、まりあちゃんとれいなちゃん（通称れいちゃん）という妹がいる。幼い頃は、料理担当として家族のごはんを作っていたらしい。家族は仲良く、Youtubeには妹のれいちゃん（ほぼレギュラー）、お父さんのたけふみさん、お母さんのかなえさん、おばあさんのデンジャーばあちゃんとじいちゃんが出てくる。あちゃこは、シッターさんで、トカゲくんが生まれた時からのお付き合い。なすちゃんは仲良しスタイリストで、生粋のギャル（憧れる）。
東京では夫のキツネさん（中尾明慶）と息子のトカゲくん、犬のハニまるとペコ、猫のおかかときなこと一緒に住んでいる。
「Re.」というアパレルブランドを立ち上げ、家族ぐるみで経営をしている。れいちゃんはメインで携わっている。彼女のセンスが爆発した唯一無二のデザインが溢れている。
仲里依紗のたまらないところ
彼女の才能が際立ち始めたのは、Instagramのストーリーズ投稿とコロナ禍で始めたYoutubeがきっかけだと思う。宇宙人顔に加工してお風呂に入りながらぺちゃくちゃ話す様子をInstagramにあげたり、同じように宇宙人顔になったキツネさんとやり取りしている様子が仲睦まじく見ててほっこりして、面白かった。その延長なのだろうか、2020年春にYoutubeチャンネルが開設され、今でも水曜日と土曜日の夜の週2ペースで継続して配信されている。
わたしはもちろん更新がある度、欠かさず見ている。そこには、かつてのあのブログ以上の「リアル仲里依紗」がいるのだ。
リアルというと、寝起きで顔を洗っていない状態でカメラを回したり、髪の毛ボサボサで眠いとつぶやきながら洗濯物を畳んでいたり、控室でお弁当2個食べていたり。NGと言う概念がまったくない。しかしそんな姿でも期待を裏切ることなく、かわいいので毎回感心してしまう。
それでは、そんな360°どんな角度からも魅力を発揮してくる彼女の推しポイントを列挙していく。
その1『私服のスタイリングがゴキゲン過ぎて最高。』
彼女の私服はとにかく派手。黒い服は「車にひかれやすい」というのでめったに着用しないという自論も結構ツボ。エレガントな顔立ちなので、お仕事の衣装は清楚できれいな感じが多いしとても似合うのだが、通常運転では全く逆。
「そんな色と色と色を組み合わせるのか！」「柄と柄が合うのか？」とびっくりするのだが、仲里依紗が着ると全部「アリ」になるから不思議。ハイブランドのTシャツもドンキで買ったキャラクターTシャツも同じように着こなしているのが不思議。そして見続けているとそれが普通に思えてくるのも不思議。たくさんの不思議が暴れるおしゃれワンダーランドだ。
最近は、映画の宣伝などのイベントでは、友達でヘアーメイクの「なすちゃん」が彼女のスタイリングをすることもある。なすちゃんは、仲里依紗をバービー人形かのように楽しそうにあれこれ変身させていく。どれもハズレがなくて、メイクもドレスも彼女を120％開花させるスタイルを作りあげていく。本当に２人のポテンシャルは計り知れない。ちなみになすちゃんが原宿の美容室で働いているときに、仲里依紗がインスタで見つけてDMを送ったことがきっかけらしい。行動力がすごい。
その2『ほしいもの、好きなものに素直』
ふんわり彼女を知っている人の中には、「お金」「爆買い」というイメージと結びつく人もいるかも知れない。「お金」や「金運上げたい」と毎回動画で言っている女優さんが他にどれだけいるだろうか。いやあまり思い浮かばない。海外セレブも好きで、SNSでファッションをチェックしていて購入品紹介では、「あの〇〇がこないだ着てたの〜」とちょっとミーハーなところもある。「欲」と聞くとドス黒い印象があるが、彼女の「欲」は、よく晴れた青空のようにスコーーーーンと突き抜けていて嫌な感じがしない。
派手なヘアスタイルやファッション同様、自分の見せ方に嘘がないのがかっこいい。
その3『家族を大事にしている』
家族を大事にしているのが、動画や言葉から本当に伝わってくる。
まずは実家の家族。仕事の関係もあり、わりと頻繁に実家の長崎へ帰省しているのだが、家族でごはんに行ったり、ドライブに行ったり、釣りに行ったりする様子は微笑ましい。東京にいても、電話をかけたり・かかってきたりする。10代半ばで上京し、長い間離れて暮らしてはいるけど、お互い気遣いあって・信頼しあっているんだな〜と感じる。
キツネさんのお義母さんを「ちゃん付け」で呼んでおり、子供が小さい頃はよくサポートしてくれて、感謝しているということを度々聞き、こちらの姑との関係も良好そうだ。
あとは、「アチャコ」と呼んでいる長年のシッターさんがいるのだが、その方への感謝もよく口にするのを聞くし、敬語で話してる姿から、ちゃんと敬意を払っている印象があるのも見逃せない。（海外のお仕事でトカゲくんも同行させるときに、アチャコも付いてきてくれるほどの仲である）
キツネさんとトカゲくんは当然大事にしているが、それ以外の家族のこともちゃんと大切する彼女の持つ「家族観」が温かくて、そして少しうらやましい。
その4『ケンカしながらもラブラブを見せつけてくる』
キツネさんとはよくケンカをしているらしい。その理由も「洗濯物」「脱ぎっぱなしの靴下」「電気つけっぱなし」とか、どのご家庭でも勃発しているネタ。
でもこの動画の様子を見ていると、仲里依紗がとにかくかわいいので、キツネさんはわざと怒らせるようなことをしているのでは？と憶測してしまう。かわいいので本当に見てほしい。
「いつもケンカしている」とは言うものの、記念日に二人でディナーに行ったり、プレゼントを贈ったり、お土産を買ってきたり、側から見れば仲のいい２人なのである。
わたしが思うに、こういう記念日を祝うのは、誰でも発想し誰でもできる普通のことかもしれないけれど、一緒にいる時間が長くなると、だんだんとないがしろになってしまうことでもある。きちんと行うことは逆に大事なことだし、お互いを大事にしたいと思っている気持ちの表れなのではないか。
その5『すごい忙しいのにYoutubeを定期更新し続ける』
YouTube を始めて3年。 週に2回の更新はほぼ 欠かさず行われている。私にも身近に YouTube をやっている知り合いがいるが、なかなか忙しくて、編集も大変らしく更新ができていない。その様子を聞くと、継続して動画をアップしているのは本当にすごいことだと思う。現在は編集やテロップ挿入をお手伝いしている人がいるようだが、途中までは彼女一人でずっとやっていたと言っている。本当に頑張り屋さんであることが伺える。
深夜に「あとしか2時間しか眠れない」と言いながら動画を撮ったり、寝起きの姿のまま動画を回している様子もある。毎朝早起きして、顔を洗わずに朝ごはんやお弁当をつくり、息子の寝癖を直してあげて、学校へ送り出す姿を見ると、「女優としてよく思われたい。イメージを保ちたい」というよりも、「動画を送り届けたい」という視聴者への気持ちや根性が伝わる。
（余談だが、自宅キッチンでの料理動画があるのだが、ほぼ100％モザイクがかけられていてかなり衝撃的だ。そのキッチンは度々登場するので、みんな慣れたと思う）
単純に、寝起きノーメイクでも、肌がきれいで、普通にかわいいことに驚いてしまう。
その6『夢を叶えている』
お金持ちになりたい！海外のファッションショーに出たい！と以前から公言しており、今年はパリやニューヨーク、ハリウッドに行きその夢を叶えている。
派手でオンリーワンの彼女にしかできないスタイルをずっと発信し続けた賜物であると思う。
SNSで3年以上定点観測を行っている私からすると彼女のサクセスストーリーも見ている気になり、ますます応援したくなる。
まだまだいっぱいあるので、気づいたら更新していこうと思う。おすすめの動画もメモ代わりに書いていこうかな。
「離婚しようよ」の黒澤ゆい役の仲里依紗
冒頭にも記載したが、ドラマ「離婚しようよ」の”黒澤ゆい”は最高のハマり役だと思う。
国民的女優という大看板を背負って、様々な仕事に引っ張りだこだが、素の黒澤ゆいは表情豊かで、自分の主張をちゃんとしていく。途中、自分のスキャンダル写真を自ら週刊誌に持ち込むなど、破天荒なところもあるのだがその勢いがまたカッチョイイ。
ドラマの中で、素の仲里依紗だなと思ってついクスリとなってしまったのは、ドラマロケが終わり、次の現場に向かうシーン。「お弁当はどうしますか」というマネージャーに、食い気味に「肉！」と言い放つ場面だった。
彼女はYoutubeで、「ロケ弁では肉が食べたいけど、女優は魚を選んだ方がいいかな？と考えて、肉を選べない（えーん）」と言っていたことがある。このドラマで叶えられてよかったな、となぜかわたしが涙しそうになった。
日頃歌ったり、音楽をかけて謎の踊りを踊るところを度々SNSで見ているが、ドラマでは、起き抜けに昨晩のデートを思い出し、テンション上がって大塚愛の「さくらんぼ」を歌うシーンがある。このシーンにはおふざけダンスはなく、100％モテに振り切っているが、展開含めsoキュートなので、何度でも見返したい箇所である。盆踊りを踊るシーンもモテ要素満載で必見だ。
こっちも挙げればキリがないのだが、毎話毎話コロコロ変わる表情に目が離せない。
仲里依紗を500％楽しめるドラマがここにある、という感じだった。
さいごに
ファッション、スイーツ、食べ物、運動、美容、仕事、家族…忙しくストイックながらも、自分の真の声にしたがってまっすぐ生きている仲里依紗の姿から、毎度毎度エネルギーをもらっている。わたしの元気の源の一つである。何もできないけど、遠くからずっと応援していたいと思う。
*わいも仲里依紗好きだよ！、最近気になる！という方は、ぜひポチッとお願いします！
