公共職業訓練を使って、学生になる!

はたらく

ウワサのリスキリング…!?

2022年12月から失業者となり、現在雇用保険を受給している。これまで何度か転職をしているが、せいぜい1週間程度の有給消化のみで、数ヶ月たっぷりと休んだことがなかった。せっかくこれだけの休みがあるならば、この機会にこれまでのキャリアとは異なる勉強をしようと思って、はじめて公共の制度を活用しようとしている。

ハロートレーニング(公共職業訓練とは)

ハローワークには、就職するために能力を付けるための公的職業訓練という制度がある。 
例えば、事務職に就くために、パソコンの操作はじめ、マイクロソフトOfficeを学んだり、経理の勉強ができるもの。
保育士・介護職など人材が多く求められている分野や、35歳以下の若年層であれば、機械や建設系など手に職を持てるような授業をじっくり1年〜3年受けることもできる。もちろんその間は、雇用保険も受給できるのだ。
わたしはすでにパソコン操作などはできるので、いくつかの授業の中から「Webデザイン」を学びたいと思った。そして、3月開講の公共訓練に応募し、2月中旬に通学できることが確定した。
なので、このページでは手続きなど実行したことや、注意しておいたほうが良いことを書き留めていく。

*厚生労働省主催の求職者支援訓練ではなく、東京都主催の公共訓練なので、読む方によってはどうかご注意を

おおまかな流れと注意ポイント

(1)情報を集める
各月開講する授業や学校が異なるので、ハローワークインターネットサービスで探すか、ハローワークへ行ってパンフレットをもらう。パンフレットは、ネットでも取得できるのでわざわざハローワークへ行ってもらわなくても大丈夫。

ただし、訓練の細かいカリキュラムはハローワークでしかもらえない(多分)。この訓練カリキュラムは、学校を選択するのに迷った時に参考になった。例えば、科目名やその科目の具体的な内容や時間数だ。
例えば、実践時間が長いのか、概論が多く広く浅く学ぶのか、などざっくりと捉えることができる。

(2)学校見学をする
行かなくても大丈夫らしいが、できれば自分の目で確かめることをおすすめする。
やはり短いといえど3ヶ月通学するところなので、立地や建物設備や先生など、雰囲気が合わないとなるとツラいものがある。また、応募書類には志望動機が必要なので、通学したい気持ちをより込めて書くならば見学は必須だ。

ただし、各開講予定の情報が出てから応募締め切りまでの期間は約3週間。施設見学は大体3〜4日程で、しかも日中が多いので、十分スケジュールの調整をしてから臨んだほうが良いと思う。

(3)書類を準備して、ハローワークで申し込み
申し込みは、学校ではなくハローワークに行っておこなう。書類以外に、添付する写真や切手を貼った封筒などが必要だったり、応募期間の最終日は午前中までなどと、細かく決まっているので注意が必要だ。

申込書は、パンフレットの最終ページについており、それをピリピリはがして手書きで書いた。(オンラインでゲットした場合は、そのページを印刷して手書きで記入する感じになる)
ちなみに、パンフレットはその月によって印刷されている色が異なり、申込書もこの色が付いている。
わたしはうっかり3月開講授業の申し込みに、2月の書類を利用してしまった。「NGではないけど、選考に落ちる可能性がある」とハローワークの方に脅され、あ、違う、注意されたが、色以外はすべて一緒なのに書き直しはどうも納得できず、そのまま提出した。(どやぁ)
絶対に学校に通いたいと思い、小さな記入欄に志望動機をしっかり記入していたので、書類の色が違うだけで、選考に不利になるような事はないだろうと思ったのもある。

(4)合格通知が来て、届け出を提出する
応募期間の締め切りから約1ヶ月後に、封筒で合格通知が届く。そして、だいたい1週間以内に、通知と一緒に届いた「受講届」と「通所届」を郵送で提出が必要となる。この提出を忘れると辞退となってしまうので、これも注意である。
受講日には、交通費が支給されるため、家からどの駅まで徒歩で行き、何線に乗って通うかなど細かく記載しなければならないので、めんどくさがりな人や、うっかりミスが多い人は時間に余裕を持って準備することをおすすめする。

この書類を提出すると1週間後に受講ガイドブックが届き、入校日のスケジュールなどがわかる。
これを受け取って、「学校に通うんだな」という自覚が湧いた。

学校選びのポイントなど

わたしは2月と3月開講のパンフレット両方に目を通していたが、2月は家から近い学校も多かったが、3月はあまりないなど、タイミングによって開講する学校が違う。希望する所があれば迷わずに応募したほうが良さそうだ。
ちなみに、4月(と10月)開講の授業はこのようなWebデザイナーを志望する人向けのものはほとんどなく、通学が数年かかる技術職の授業がメインになるらしいので、さらに要注意。

毎日通学する以外にも、基本は自宅でオンライン受講し、月に数回通学するところもある。なお、自宅で受講する場合は、必要なスペックを満たしたパソコンや通信環境を整える必要がある。この辺も、自分の持っている環境や、特性(オンラインだと集中できない、電車に毎日乗りたくない)を加味して検討すると良い。

Webデザインであれば、さほど学ぶ内容に差はなく、実際に学校見学で質問した時も、「通いやすいかどうかや先生や学校の雰囲気がいいかどうかが一番ですよ」なんて回答が返ってきたことも。
差がないとはいえ、やはりカリキュラムの構成は若干異なる。例えば、実習や技術の時間が長かったり、そこまで多くないがマーケティングなど周辺知識も学べるかなどだ。わたしはどちらかというと後者の、マーケティング・アクセス解析・カスタマージャーニーなども軽く触れられている方がいいなと思い、その学校を第一志望とした。

無事に第一志望の学校に通うことになったので、3月からの新しい生活にワクワクしつつ、残りの2週間強はびっくりするくらいのんびり過ごそうと思っている。

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