運動の負荷と落胆、そして作戦変更〜アラフォーのリアル

ダイエット

こんにちは。ご訪問ありがとうございます。わたしは日常を平凡に生きるみずきち。
先日ユニクロで、他のお客さんに店員に間違われ声をかけられたことがあった。
自分もお客さんをスタッフに間違える未遂に終わった経験もあるし、夏にユニクロで購入したメンズのストライプシャツを着用していたので、いつかはこんな日が来るだろうと思っていたのだけど。恥ずかしくて、低い声でうつむきがちに「違います」と言うことしかできなかった。
できごとをもっと上手に、笑いに昇華できるような会話のスキルがあればいいのに。脳の柔軟性というか、とっさのできごとに対応できなくなっているのを年々と感じる。

アラフォーの運動事情

無職になってから、一日6,000歩以上歩く、または10分以上の運動を目標に立て、クリアしていた。それでも体重の変化がなかったので、2月は2キロ痩せるという目標を立てた。

何をして痩せるかというと、運動だ。
駅までのダッシュがダッシュじゃない時や、ちょっとした階段で、息が上がる時に、あと少し体が軽かったらと、その都度、運動を習慣化しようと思うのに。一度も習慣になった経験がない。

それでも、運動して痩せたい。
散歩は好きだし、ヨガ経験もある。Youtubeでダンスや有酸素運動をやるのも好きだ。定期的にはやっている。
しかし、痩せない。
飽きっぽいし、目的もないから、有酸素も筋トレも気まぐれ。だらだらと続けてはいるだけ。逆に汗をかくと頭がすっきりするから運動する、みたいな理由もない。
だからダメなのだろうか。

ということで、今回は目的を決めようと思った。
それは「心拍数をあげることで、結果持久力を手に入れる」こと。そして時間に余裕があるいまだからこそできるプールやランニングにしようと決意した。

ちょうど今年に入って購入したHUAWEI スマートウォッチ Band 7 が心拍数を計測して、カロリー消費を出してくれるので、これを活用しようと思った。
散歩はもちろんのこと、家でダンスする時やひとりカラオケで熱唱する時も計測してくれるので、ゲーム感覚で意外と面白い。

いざ、プール

習ったことはないけれど、小学生の時からプールが好きで、夏休みは毎日学校のプールに通っていた。
ここ最近は、近所の体育館のプールに何度か行ったことがあった。消費カロリーもかせげるし、何より料金も1回400円で経済的。
ということで、明日からプールに毎日通う!と息巻いてはじめたのもつかの間。続いたのは、2日間だけだった。

理由は、3日目の朝に計測した体重が、初日から0.1kgしか変わっていなかったからだ。むしろ変化ではなく、ただの誤差といえる。
なぜだ..怒りなのか落胆なのかわからない感情で体が震えた。
精神的にがっくり来てしまったので、この日はカフェ巡りで歩数を伸ばして、サウナで汗を流そうとなり、早々にサボった。
(そして浅草へ行った お気楽散歩〜東京 浅草〜両国

プールが面倒なこと

テンションが下がるのは体重だけに留まらない。水に入ることは快適なのだが、プールには面倒なことがいくつかある。
それは、移動や着替えが伴うこと。また施設が休みではないかチェックする必要がある。開館していることがわかっても、スケジュールの確認も必要だ。時間によって利用できるレーン数が違い、レーンが少ないと、気遣いのHSPとしては、面倒がある。

急な自己開示だが、わたしのプールスキルは並と言える。ここで言う上級は、フォームの出来不出来でなく、一定ペースで休まずに泳げること。下級は、ビート板でバタ足、途中で足をついてしまったりすること。わたしは、50m泳げるけれど、次までの間に休憩もほしいタイプ。
公共のプールには、この上級と下級が各レーンに生息している。上級の人と同じレーンになると、自分が遅くて相手のペースを乱していないかという心配や、追い越されてばかりで恥ずかしいという気持ちが出たり入ったりする。
逆にわたし以上にマイペースな人がいると、自分のペースが崩れて息継ぎに失敗したりする。できる限りこういう人たちと同じレーンにならないようにするには、レーンの選択肢が多いほうがいいのだ。
こういう色々や、冬は寒いのもあり、つい外出が億劫になってしまう。
それでも、息が続くようになったり、泳ぐ距離が伸びていき、成果が実感できるので、楽しい部分も大きい。

いざ、ランニング

「プールじゃなければ、ランニングをすれば良いジャナイ」と、サボった次の日の4日目はランニングすることにした。
荷物の準備や移動はない。家から出発し、家に帰ってくれば良い。すぐにシャワーを浴びることもできる。冬は寒いが、5分も耐えれば汗がじっと出てくる。
気温5度では、歩いててもこんなに体は熱くならないのに、体って不思議だなとふと思う。
4km弱をゆっくりペースで走り終えた。久しぶりでも意外と走れたという感触で、プールよりも手軽だしいっそランニングにするか。そう思っていた。夕方までは。

ランニングの魔

実は走っている最中にもにわかに感じていた左ひざの違和感。夕方から翌日にかけて、気のせいではなく確かなものになっていた。調べると、ランニング時の膝に掛かる負担は体重の5倍になるらしい。劣った筋肉が、ひざへの負荷をうまく分散することができなかったのだ。5倍ってすごいな。お相撲さんが、走るたびにひざに乗っかってくるのを想像して、ゾッとした。仕方なしに次の日は、10キロの散歩に切り替えた。痛みが消えたのは3日後のことだった。
お金もかからずに、準備などの負担がかからないランニングは、体への負荷が想像以上だった。

それぞれの負荷と負担

プールとランニングの良し悪しが明確になって、さらには壊れかけのレディオみたいな体重計は、毎日同じ数字を表示してくる。「何も変わっていない〜何も変えさせてくれない〜」という替え歌が聞こえて来る。ノイローゼだろうか。痩せる目標はわずか1週間にして失せてしまった。

もちろん、ダイエットは短期戦で結果が出るようなものではないのは知っている。うさぎとカメの勝者が持つ継続力こそが、最後にものを言ってくる。そんなの痛いほど理解している。
ではどうする。
辞めるのではない。うむ。作戦を変えるのだ。

体重が減らないのであれば…?

「足を細くする」作戦にした。全体的に肉付きが良い体型なのだが、その中でバランスが悪いほど大きいのが「太もも」。小学生からのコンプレックスで、当時女子はブルマだったので、体操服に着替えるとそれは際立つ。他の学年の催しを座って見ている時に、イスに全面に覆いかぶさる脂肪を友だちが指差した、運動会のあの日を今だに忘れていない。
今回の2度のプールで見た水着姿の自分に対して、とにかく太ももがひどい。という感想を抱いたという理由もある。
太ももが1cmでも細くなれば、パンツがゆるくなり見た目にも変化が感じられる。そして長年のコンプレックスを少しでも改善できるのは、自己肯定できるようになる良いきっかけかもしれない。

ということで

そこで、わたしは、太ももとふくらはぎ下のマッサージを一日10分必ずおこなうことにした。
これなら、数字の結果ではなく、毎日のタスク完了が成果になるので、精神的な負担もなくていいかもしれない。なんだかんだ1週間続けられている。(ウソ。一日サボった。)

マッサージはYou Tubeで、あい先生|リンパ師のこの動画 を参考にしている。太ももの憎き肉はびくともしていないが、ふくらはぎのむくみは感じないので、今のところ順調である。

探していたメジャーがやっと出てきたので、サイズも計測した。忘れた頃にまた測ってみようと思う。
1mmしか変わってなかったら…そんな悪夢は考えないようにしよう。

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